Morrisが誇るプレミアム・クオリティー・ギター“LUTHIER MADE”シリーズを製作する匠、森中 巧。
今回はそのモーリス・ルシアー森中氏に会うため、長野県松本市のモーリス工場へミュージックランドKEY渋谷店に誕生した「Morris WOODY PARK 第1号店」の総責任者である高嶋 宗一が突撃訪問。
対談
モーリス・ルシアー
森中 巧
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MUSICLAND KEY
高嶋 宗一
(L to R)
モーリス 森中 氏
MUSIC LAND 高嶋
ルシアーへのギターオーダー
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高嶋(以下、高):おひさしぶりです!森中さん。「フィンガーピッキングデイ 2011」振りですね。
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森中(以下、森):おひさしぶりです。ようこそ松本(工場)へ。
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高:早速ですがオーダーしたいのですが!コンセプトは「男性」と「女性」です。男性はインパクト、女性は小振りで優しい。無茶振りでしょうか?
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森:お問題ないですよ(笑)。材はどうされますか?
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高:男性はオール・コア、女性はスプルースにマホガニーで行きたいと思います。
- いきなりのオーダーに対しルシアーは、淡々と私の要望に応えてくれました。気になるオーダー内容はこれ以上お話できません。なぜならインパクトのありすぎるギターをオーダーしたからです。
オススメギターを現地調達
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高:森中さん、オススメのギターありませんか?何か隠してません?
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森:ありますよ。これなんかどうでしょう?
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高:おっと!これはカタログでしか見た事のないルシアー・メイドのコアではないですか!
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森:本数はそんなに作ってませんが、出来は最高ですよ。杢目も綺麗でしょ?
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高:私のオーダーとコンセプトが同じ……。これも何かの縁ですね!ではこれを1本!
- あっさりS-141を現地調達しました。WOODY PARKに展示されます。(写真1枚目)
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高:森中さん、エレガットはありませんか?しかもルシアー・メイドで。ある訳ないか……。
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森:ありますよ。
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高:えっ!?これは?見た事のないモデル?SSC-132?
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森:はい。隠してました(笑)
- こちらもあっさり現地調達しました。WOODY PARKに展示されます。(写真2枚目)
数をこなすというよりも1本1本確実に仕上げる事がポイント
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高:ルシアー・メイドはとても素晴らしいギターですが、常に心がけていることはありますか?
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森:じっくり時間をかけ、丁寧に作ることです。人間の体と同じで常温を保つ。材を曲げたり、接着したりの工程もじっくりと状態を見なければいけません。数をこなすというよりも1本1本確実に仕上げる事がポイントですかね。
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高:お忙しいかと思いますが、いつかお店に来ていただけますか?
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森:そうですね。ぜひ。
- ルシアーは多く語りません。的確に、一言一言が重く、“モーリスを背負って立つ男の生き様”が見れた瞬間でした。
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高:森中さんありがとうございました!WOODY PARK盛り上げていきますね!
- ルシアーは笑顔で私を見送ってくださいました。
モーリス松本工場内探索
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その後、高嶋は工場内を探索。
上岡さん(写真1枚目左)発見!先日のWOODY PARK調整会ありがとうございました!上岡さん、次回もよろしくお願いします!
さらに、モーリス代表取締役支配人である山田 博文 様(写真2枚目左)、モーリス部長の保刈 信作 様(写真2枚目右)と一緒に。失礼いたしました。Morris WOODY PARK 第1号店として今後も長いお付き合いを。ご協力ありがとうございました。