「Axe-Fx」、鮮明にパワーアップ。

シリーズ初のカラーディスプレイ、最新のアンプ・モデリング技術、数千に及ぶスピーカー・キャブ・シミュレーション、業界をリードするエフェクト等の最新デジタルテクノロジーを搭載し、第3世代へと進化を遂げたFractal Audio Systems社のフラッグシップモデル「Axe-Fx III」が MARK II へとパワーアップ。

  • 斜めからの視認性と色再現度が高いIPS型カラーディスプレイを採用
  • フロントパネルロゴのカラーと輝度が調整可能
  • プリセット数が512から1024へ倍増
  • フューチャーアップデートに対応するためフラッシュメモリーを増加

他の追随を許さない世界最高峰のオールインワンプロセッサー「Axe-Fx III MARK II」がプレイヤーをさらなる異次元へと誘います。

CPUクロックスピード25%アップのTURBOバージョン。

2022年、キャビネットのアンビエンスをシミュレートして新たなリアリティを生み出す為、新たに開発されたFullRes IRを活用しながら、多くのエフェクトブロックを必要とするヘビーユーザーの要望に応えるべく、CPUクロックを25%アップした「Axe-Fx III MARK II TURBO」が登場。

スピーカーキャビネットをモデリングするデジタルデータとして一般的になったIR(インパルスレスポンス)ですが、Fractal Audio Systems社は、Axe-Fx III ファームウェア17.00から、ゼロレイテンシーで最大64,000ポイントのIRを処理するFullRes IRを導入、最大レスポンスタイムを1.37秒まで拡張したことにより、従来のIRでは再現不可能だったホールクラスのアンビエンスを再現することが可能になりましたが、同時に多大なCPUパワーを必要とします。「TURBO」はEdge、Dweezil Zapp、Devon Townsendなど、常に限界に挑み(Push the Envelope)FullRes IRを多用するAxe-Fx IIIヘビーユーザーのリクエストで開発されました。

また、Fractal Audio Systemsの歩みを辿れば、今後もCPUパワーを必要とする新機能が採用されることは想像に難くないでしょう。(注. この件に関するメーカー発表は現時点ではございません)

Fractal Audio Systems Axe-Fx III MARK II

税込販売価格¥440,000-

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Fractal Audio Systems Axe-Fx III MARK II TURBO

税込販売価格¥484,000-

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旧モデルとの比較

Axe-Fx II XL+ Axe-Fx III Axe-Fx III MARK II
プリセット数 768 512 1024
ユーザーキャビネット数 512 2048 2048
インプット/アウトプット 2系統 4系統 4系統
専用コントローラー接続端子 Eathernet、FASLINK (*1) FASLINK II (*2) FASLINK II (*2)
ディスプレイ バックライト付きLCDディスプレイ ダイナミックカラーディスプレイ IPS型カラーディスプレイ
  • FASLINKはAxe-Fx IIとMFC-101 MK IIIをXLRマイクケーブルでリンクする接続方法です。
  • MFC-101 MK IIIは、FASLINK II未対応のため、Axe-Fx III/Axe-Fx III MARK IIで使用する場合は通常のMIDIケーブルでの接続となります。

Axe-Fx IIIのココがスゴい!!

前例のない圧倒的なDSPパワー

ミリタリーグレードのDSPを業界で初めて搭載したことにより、他の製品では達成し得なかったディテールとリアリズム実現し衝撃を与えた初代「Axe-FX」に続き、「Axe-F II」では2つのDSPを搭載するDUAL DSPを採用し、このコンセプトを拡張。「Axe-Fx III」ではこの哲学を受け継ぎながら4つものプロセッサを搭載し、飛躍的な進化を遂げています。

メインオーディオエンジンにはパワフルなTexas Instruments製DSP “KeyStone”を採用し、「Axe-Fx II」の2倍以上のパフォーマンスを可能としました。

さらに、2022年にはキャビネットのアンビエンスをシミュレートして新たなリアリティを生み出す為、新たに開発されたFullRes IRを活用しながら、多くのエフェクトブロックを必要とするAxe-Fx III ヘビーユーザーの要望に応えるべく、CPUクロックを25%アップした「TURBO」バージョンが登場しました。

カラーディスプレイ

洗練されたフロントパネルには、従来モデルの30倍の解像度を持つ、800×480サイズの大型IPSカラーディスプレイを搭載。明るさとコントラストを向上させたことにより、様々な状況下においても抜群の視認性を確保。

5つのプッシュエンコーダとメインエンコーダにより、迅速なデータ入力とパラメーター制御が可能。ディスプレイの下に配置されたノブからは、5つのスクリーン上のパラメーターと同時に5つの「プッシュ」機能にも直接アクセス。

究極の柔軟性を提供する豊富な入出力

入出力端子が大幅に増加しました。インプット、アウトプットソースは「Axe-Fx II」の2系統から4系統に増え、前面と背面にも1つずつインストゥルメントインプットを備えています。 いずれのインプットにもインプットインピーダンスをシミュレートするAuto-Zテクノロジーを採用。

さらに、ルーティングの自由度も格段に向上。インプットブロックとアウトプットブロックはグリッド内の任意の場所へ無制限に配置可能に。例えば、アコースティックギターとエレキギターのステレオアウトプットの同時処理も容易に実現します。客席側にステレオ信号を送り、ステージ上にウェット/ドライ/ウェットを出力した上でリアンプ用のDIアウトを録音することも可能。また、各出力には専用のLEVELパラメーターを装備。

優れた性能を備えた8イン/8アウトUSBオーディオ

16コア、500MHzのプロセッサは8イン、8アウトのUSBオーディオを実現し、優れたパフォーマンスを提供。
8×8チャンネルでは、リアルタイムでバッキングトラックやステレオリアンプサウンドを聴きながら、処理されたオーディオ、DI信号などの複数のトラックを録音でき、USBオーディオ音源は専用のブロックでグリッドに配置することも可能です。

オーディオグレードのシグナルパス

常に全てのパーツが重要であるとの考えに基づき開発を行うFractal Audio Systems社。エレキギターにおいてはボディ材・フレット・電子部品など全てが重要なのと同様に、Axe-Fx IIIもパフォーマンスと音質を最大限に発揮するよう部品を選択し設計されています。

細心の注意を払い設計された多層回路基板は、電磁妨害を低くし干渉に対する耐性を高めるため金メッキを使用。この画期的なエンジニアリングにより、最も自然な音質、最も低いTHD(全高調波歪)とノイズの低減を実現しました。

業界最先端のアンプモデル、スピーカーシミュレーション、エフェクト

「Axe-Fx III」ではFractal Audio Systems社が過去開発した中で最も表現力豊かで、音楽的な最新アンプモデリング『Ares』を採用。ピッキングのニュアンスに対し極めてオリジナルアンプに近い反応を示します。

豊富なスピーカーキャビネットも健在。Axe-Fx IIのすべてのIRをレガシーバンクに収め、2200を超えるインパルスレスポンス(IR)を使用できる独自の『UltraRes™スピーカーシミュレーション』が搭載されています。

従来のモデルからさらに増加した膨大な数のストンプボックスやスタジオエフェクトは、そのパワーを最大限に活用するために、ルーティンググリッドが6行14列に拡張され、最大6つのエフェクトをパラレルで使用可能。

アンプタイプ(一例)
Fender Twin Reverb, Bassman, Vibroverb, Blues Jr.
VOX AC-30, AC-15
Marshall 1987X, 1959, JCM800, JCM800 Mod, AFD100, JVM, JMP Preamp
Mesa Boogie Mark II, Mark IIC, MKIV, Dual Rectifier, Lone Star, Triaxis
Bogner Ecstasy, Shiva, Uberschall, Fish Preamp
Peavey 5150, 6505+
CAE 3+(ch1.2.3)
Soldano SLO100, X88R, X99 Caswell
Friedman BE100(HBE mode), Small Box
Diezel, Suhr ,Dr.Z, Two-Rock, Dumble, etc...
エフェクター(一例)
Drive ProCo Rat, Big Muff, BOSS OD, Ibanez TS808, TS808 Mod, Fulltone Fulldrive, Fuzz Face, Xotic BB Preamp, AC/RC Booster, Marshall Blues Breaker etc...
Chorus Tri-Chorus , BOSS CE-1, Roland SDD-320 etc...
Delay Digital, Analog, Vintage, 2290 w/mod, Rreverse, Ducking, Ping-Pong, Ambient Stereo etc...
Multitap Delay Quad Parallel, Quad Series, Quad-Tap, Quad-Tap Band etc...
Reverb Medium Spring, Concert Hall, Lage Room, Medium Chamber, Medium Hall, Studio, Voacal Plate etc...
Pitch Shifter Detune, Fixed Harmony, Octave Divider, Intelligent Harmony, Whammy etc...
Tremolo, Flanger, etc...

記載したアンプタイプ、エフェクトはほんの一部です。その他、多彩なアルゴリズムがインストールされています。

プリセット、ブロック、シーン、そして新たに加わった“チャンネル”で完璧な演奏を

各ブロックには、4つのチャンネル機能(A/B/C/D)が追加され、チャンネルは、プリセット変更と違い反応の遅れなどの副作用を伴わず、素早く簡単にパラメーターを切り替えることができます。

例えばチャンネルAを “Deluxe Verb”、チャンネルBを “Plexi”、チャンネルCを “Recto”、チャンネルDを “FAS Modern”になるようにAmpブロックを設定すると、ボタンを押すだけでチャンネルを即座に変更でき、各プリセット内の8つのシーン機能と、チャンネル機能の組み合わせで、1つのプリセットだけで1曲からライブ全曲まで使用することができます。

進化し続ける機能

パーソナルコンピュータがパフォーマンスを改善し機能を追加するために頻繁なアップデートを行うのと同様、デジタルオーディオプロセッサもメーカーの専門知識が増すにつれて成長するプラットフォームであると考えるFractal Audio Systems社は無料のファームウェアアップデートを着実にリリース、製品機能を向上させています。

過去、業界における多くの企業は、製品寿命が尽きるまでの間に主にバグの修正を目的とした1~2回のファームウェアアップデートを行うのみだったのに対し、Axe-Fx IIシリーズでは約30回のファームウェアアップグレードが行われました。「Ax-Fx III」も同様のアップグレードを念頭に置いて設計されています。ユーザーフレンドリーなFractal-Botにより、ファームウェアのアップデートは極めて容易。内蔵のバックアップファームウェアにより、更新中に停電などで電源が落ちてしまっても復旧が可能です。

Axe-Edit III

Mac / PC用エディタ「Axe-Edit III」は、操作画面を任意のサイズに変更できるようになったことに加え、拡大表示でも鮮明なハイビジョンで表示されるようになりました。 また、「Axe-Fx III」のすべての最新機能のコントロールとドラッグ&ドロップテンプレートを使用して簡単にプリセットを作成できる「クイックビルド」モードを搭載。

『Axe-Fx III MARK II』が持つ魅力についてご説明してきましたが、おわかりいただけましたでしょうか?

無限大の組み合わせから生み出されるサウンドは、貴方が求めているサウンドを創る為の心強い味方となるでしょう。

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