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音に拘るミュージシャンの“あとちょっと…”を解決するオーディオ・トリートメントBOX。SOURCE AUDIO
SA271 ZIO Analog Front End + Boost

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ブランド : SOURCE AUDIO

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販売価格33,000円(税込)

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商品説明

音に拘るミュージシャンの“あとちょっと…”を解決するオーディオ・トリートメントBOX。

ギターピックアップのハイインピーダンス信号を、電子回路に受け渡すためのインピーダンス変換回路として、バッファーはあらゆるオーディオデバイスの入力回路(フロント・エンド)に搭載されています。

1990年代の初期、多数のエフェクターとギターアンプ、音の流れを制御するスイッチングシステム等、多くの機材で構成されるサウンドシステムがポピュラーになり始めると、バッファーはインピーダンスのミスマッチングや長い信号回路に起因する音質劣化やノイズを防ぐツールとしての製品が一般化してきましたが、今ではインピーダンス変換としての本来の用途だけでなく、バッファーが持つサウンドキャラクターが注目され、サウンドシステムやモデリングアンプの微妙な音質調整、デジタルワイヤレスの音質補正に使用されています。

Source Audio ZIO は、シンセサイザーの老舗である Kurzweil に端を発する最先端のデジタル技術者集団が初めて世に放つアナログプロダクト。

サウンドシステムのレジェンドである CUSTOM AUDIO ELECTRONICS 4×4 のバッファー回路に使用されていたものと同じ Burr Brown 社のオペアンプを使用した“JFET”、淀みがちな低音をカットする “LOW-CUT”、音に透明感を与える “STUDIO”、多くのトップミュージシャンが好んで使うテープエコーをプリアンプと使用した “E-PLEX” の 4タイプから トーンニュアンスを選択可能。

音に拘るプレーヤーにしか分からない、「あと少し」、「ほんのちょっと」に応える。
微妙だけど大切な音のトリートメントBOXです。

■クラス最高の Burr-Brown™ オペアンプ
定番の TL072 や 1970年代から使用されてきたオペアンプなど、オーバードライブ、ディストーション、ブーストペダルで使用される有名なモデルをいくつかテストした結果、他のオペアンプチップには「明るすぎる」、「薄すぎる」、「歪みすぎる」等の特性がありました。

そして、純粋で透明なトーン、広いダイナミックレンジ、周波数レスポンス、全体的な感触から、ZIO の使命である “Make Everything Sound Better! ” を成し遂げることができる 14 ピン Burr-Brown™ OPA チップが選ばれました。

■4種類のプリアンプモデル × 3種類のケーブルキャパシタンス
CIRCUIT セレクターノブ(4 方向)でサウンドの軸となるプリアンプモデルを決定。そして、TONE トグルスイッチ(3-way)でケーブル配線の長さによる音の違いを調整。

これらを組み合わせることにより、ZIO の全体的なサウンドを作り込みます。

・CIRCUIT(プリアンプモデル)
<JFET>
真空管のキャラクターと動作特性に酷似した JFET 入力の Burr-Brown™ オペアンプを採用したモードです。

JFET モードは、低音成分を過剰に失わずローインピーダンスのライン入力とインピーダンスマッチングを図ることができるため、スタジオ環境や宅録環境でも非常に有効的です。

<LOW-CUT>
ギター(時にはベース)をミックスにうまく収めることを難しくする、余分な低音域の淀みや膨らみをカットするように設計されています。

STUDIO モードとは異なり、LOW-CUT モードは中低音域や超高音域には作用しません。代わりに、所謂「ローのローの帯域」をカットすることでヘッドルームを改善し、よりタイトなサウンドを得ることができます。

ギターのネックピックアップ、一部のベース、シンセサイザー等のブーミーになり過ぎたり、過大入力になりがちな低音サウンドを PA/スタジオ のミックス内に収めたりする場合に特に効果的に機能します。またシグナルチェーン内にオンにすると低音域が失われてしまうという問題のあるペダルがある場合、LOW-CUT モードを “常時オン” のバッファーとして使用することで、その低音をあらかじめカットすることができます。

<STUDIO>
1950 年代から現在に至るまで使われている有名なミキシングテクニック「Pultec Trick」に基づいた EQ カーブと、定評のあるミキシングテクニックを組み合わせることで、音の透明感を向上させます。

STUDIO モードは、中低域をカットすることで低域のモヤつきを除去、中高域のプレゼンスをゆるやかに強調、自然なサウンドのハイパスフィルターが低周波数帯域の淀みを軽減することで、より「洗練された」サウンドを得ることができます。過剰な低音の淀みや低周波数帯域が団子になることがないので、ミックス内でギターとベースをより際立たせることができます。また、余分な低音の淀みや膨らみをカットすることで、最も大切な周波数帯域で、より多くの音量を稼ぐことができます。

ファズやオーバードライブの後段に STUDIO モードの ZIO を配置すると、効果的に音作りを行うことができます。

<E-PLEX>
1970 年代初頭の名作テープエコーユニットのフィーリング、キャラクター、周波数レスポンスを再現しており、暖かみがあり、クリアで、少し歪んだビンテージスタイルの FET バッファー/ブーストサウンドを得ることができます。

オリジナルのテープエコーユニットは、出力インピーダンスが非常に高かったため、ケーブルを長く引き回すとハイ落ちが発生していました。欠点とも思われたこのハイ落ちは、むしろそのテープエコーユニットのキャラクターの一部として受け入れられ、プレイヤーの多くはこのテープエコーユニットのエコー機能をオフにし、そのトーンとフィーリングを得るために、常時オンのエフェクターとしてプリアンプ部分だけを使っていました。

・TONE(ケーブルキャパシタンス)
<BRIGHT>
ローインピーダンスの短いケーブル配線をシミュレートしています。長く引き回されたケーブル配線や複数のペダルを接続することによって失われるトップエンド(高音域)を維持、場合によっては復元します。

<MED(MEDIUM)>
中程度のケーブル配線をシミュレートしている「素直な」モードで、トーンへの全体的な影響が最も少なくなります。

<DARK>
ハイインピーダンスでトップエンドが減衰(ハイ落ち)した、長く引き回されたケーブル配線をシミュレートしています。



スペック

■動作電圧:9V〜18V DC
■消費電流:20mA
■電源端子:外径 5.5 mm × センターピン 2.1 mm(センターマイナス)
■インプットインピーダンス:1MΩ
■アウトプットインピーダンス:150Ω
■寸法 / 重量:10.5cm (縦) × 6cm (幅) × 5.65cm (高さ/ノブ含む) / 280g