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あらゆるソースをスムースにミックス可能なオールチューブコンプにMSオプションと T-Bar オプションを搭載Manley Laboratories
STEREO VARIABLE MU LIMITER COMPRESSOR w/MS Mod & T-Bar Option

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ブランド : Manley Laboratories

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販売価格951,500円(税込)

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商品説明

STEREO VARIABLE MU® LIMITER COMPRESSOR は、音楽制作の最終段階においてミックスをしっかりと馴染ませ、磨き上げるためのコンプリミッターです。
オールチューブ、オールトランスフォーマー仕様、完全なるアメリカ生産で、以前カスタムで受注していたハイパスサイドチェインモディファイは標準装備となりました。

STEREO VARIABLE MU LIMITER COMPRESSOR は、国内外問わずマスタリングリングスタジオの定番機器として君臨し、Manley Labs を代表するプロフェッショナルスタジオギアとなっています。

STEREO VARIABLE-MU にMSオプションと T-Bar オプションを搭載。
モード切替により左ChをMiddle、右ChをSideとし独立したコンプレッションが可能。
マッチドの 6BA6 チューブを採用、特に 6 dB を超えたところからのスムースなコンプレッションは特筆。

STEREO VARIABLE MU LIMITER COMPRESSOR は何年にもわたる Manley Labs のベストセラーであり、同社の顔と言っても過言ではありません。
すでにマスタリングスタジオの定番として長きに渡り、数え切れないヒットレコードを生み出してきました。
そしてこれからもそうあり続けるでしょう。"Mu" という言葉は、真空管における "ゲイン" を意味し、VARIABLE MU は Manley Labs の登録商標となっています。
これは "リモートカットオフ"、あるいは真空管の再バイアスによってコンプレッション効果を得るものです。
この手法を用いたオールチューブ仕様のコンプレッサーで他に有名なものは Fairchild 670 でしょう。
従って、ビンテージモデルである 670 が入手困難である現在、他では得難い特別なコンプレッション感をもたらすこのタイプのコンプレッサーは VARIABLE MU のみと言えます。

その挙動の概念を簡単に説明するとこうです - この技術の中核となるのは 5670 という特別な双三極管であり、この真空管に再バイアスをかけることでサイドチェーンによる電圧コントロールを行い、ピークリダクションとコンプレッションの動作を生み出します。
真空管を使うことで、ゲインの変化を滑らかにするのです。

コンプレッションモードはソフトニーでレシオはおよそ 1.5:1 に設定され、リミットモードではニーはより鋭く、レシオは 4:1 から開始し、12 dB 以上のリミッティングでは最大 20:1 の高い圧縮比となります。
このタイプの圧縮は、リミッティング効果の強さと比例してソフトニーに変化していきます。
また、入力を上げて、出力を下げ、コンプレッションをほとんどかけない状態にすることで、特徴的な歪み(サチュレーション)効果を生み出すことができます。

VARIABLE MU の入力コントロールは、左右チャンネルが連動した設定となっていますが、これはモノラル信号の扱いに適していないということではありません。
独立したスレッショルドと出力コントロールとソースレベルでチャンネルごとの音量を操作することができます。
そしてステレオ入力コントロールはリンクモードをオンにした際に、その利便性がより明確になります。
この良さは、他では得難いものがあります。ファイナルミックス、2トラックの処理、マスタリングのコンプとリミッター処理、VARIABLE-MU が定番である理由がここにあります。
あるエンジニアはこのように評しています「ミックス全体がほど良い甘さのクリーム一杯に包まれた感覚だ。」さあ、VARIABLE-MU で音楽の「美味しい部分」をしっかり引き出しましょう。

2009年12月以降に出荷された VARIABLE MU は、すべてにハイパスサイドチェインモディファイが標準装備されます。
この装備によって、フロントパネルスイッチがチャネルごとにひとつ、合計でふたつ追加されます。この機能をオンにすると、100 Hz 以下の周波数帯域にサイドチェインが反応しなくなります(100 Hz = -3 dB 仕様)。
この仕様は、低域によるコンプレッサー全体への影響するのを防ぎます。
とくに強いベースラインを含んだ音楽や、低域が強調されたミックスを扱う際、意図しないコンプレッションが発生した場合に有効です。

このフィルターは1オクターブ低くなるたびに 6 dB 下がる、なだらかな1ポール仕様です。
100 Hz で1 ~ 3dB、50 Hz で 4 ~ 6 dB カットされ、周波数が低くなるに従って、音量が制限されます。
(20 Hz 以下の)低域がゲインリダクションに与える影響はほんのわずかになります。
例えば非常に強いバスドラムを含む音楽を処理する際、ハイパスフィルターをオンにすることで、バスドラムが鳴るたびに音量が下がるダッキング効果の発生を防ぎます。

VARIABLE MU には他にもいくつかのモディファイオプションが用意されています。

M/S(ミッド/サイド)オプションは VARIABLE MU にM/S方式のステレオエンコーディングとデコーディング機能を追加し、ステレオイメージの可能性の扉を開きます。
例えば、位相が合致している成分のみにコンプ効果を適用し、位相がずれている部分はそのままにすることで、ステレオ感を強調することができます。
あるいはよりモノラル感の強いミックスを必要とするケース:例えば放送やレコードカッティング用に仕上げる際は、位相がずれている部分を抑えて位相が合致している部分はそのままにすることも可能です。
なお、M/Sオプション搭載時には、フロントパネルのスイッチの配置が一部変更されます。
HP SC スイッチはひとつにまとまり、電源スイッチはリアパネルに配置されます。

M/Sオプションは VARIABLE MU 本体をご注文いただく際に追加することが可能です。

■VARIABLE MU の真空管について教えて下さい。6386? 5670? 6BA6 T-Bar Mod?
現在の新しいユニットは 6386 ではなく、5670 真空管を使用しています。オリジナルのアメリカ GE 製の 6386 の供給量は減少し、ノイズレベル、低マイクロフォニック、マッチングなど Manley Labs の水準を満たす個体を入手することができなくなったため、5670 に切り替わりました。

■5670 管で音は変わりますか?
6 dB までのリミッティングに関しては、ほぼ同じです。
それ以上のレベルでは 5670 管バージョンの方が、オリジナルの 6386 管バージョンよりも音の「コンプ感」が強くなります。
音楽によってはそれが良い作用となる場合がありますが、そうではないこともあります。
これは使い方、設定に依存します。この問題を解決する方法として "T-Bar Mod" オプションがあります。
これは一対の 6BA6 五極管をひとつの三極管として結線し、双三極管の 5670(または 6386)に置き換えます。
VARIABLE MU に T-Bar Mod を施す場合、6BA6 管はセクションごと、ステレオセットごと、つまりすべての管において完璧にマッチングが取れている必要があります。
なおかつ、低ノイズ、低マイクロフォニックで低コストでなければなりません。
このオプションによって、6BA6 は 6386 管とほぼ同じリミッティングカーブで機能します。
なお、T-Bar Mod 搭載モデルはメーターも専用のものへと変更されます(通常バージョンとは目盛りの表記が異なります)。

T-Bar Mod は VARIABLE MU 本体をご注文いただく際に追加することが可能です。

■入力レベルを上げてリミッティングさせた場合とスレッショルドを調整してリミッティングした場合、違いはどのようになるのでしょう?
リミッティングによるサウンドキャラクターはそんなに変わりませんが、歪み(サチュレーション)によるキャラクターの違いは明白です。
入力レベルのコントロールは入力トランスの後段、真空管の前段に位置します。
従って、この入力コントロールで真空管に送る信号量を積極的に操作することができます。
ゲインリダクションは真空管のDCバイアスが負の方向に振れた場合に行われます(通常、スレッショルドがその量を決定付けます)。
真空管には限界があり、それがノンリニアになる前のゲインを抑える負のバイアス量を決定付けます。
そしてオーディオ信号は正負の間で振れるため、より大きな振れ(大きい音量)の信号ほどより大きな負のゲインコントロールボルテージを生み出し、それが真空管をレッドゾーンまでプッシュすることになります。
6386 / 6BA6 / 12BA6 などの真空管は、THD(高調波歪)が発生するまでの限界値が 5670 のような真空管よりもはるかに大きいため、これがキャラクターの違いを生み出しています。
高い信号レベルがその後の真空管や出力段のトランスフォーマーをドライブし、サウンドキャラクターの違いを発生させるのです。

<機能>
・Manley カスタムの入力/出力トランスフォーマー(ニッケルを重ねたミューメタルケースに収納)
・フラットな周波数特性 : 20 Hz ~ 25 kHz
・バランス入出力
・各チャンネルごとにオールチューブの回路 : 5670、5751(12AX7)、7044(5687)、12AL5
(T-Bar Mod では 5670 を2対の 6BA6 に置き替え)
・独立した真空管電源供給とヒーター電源供給
・ハードワイヤードバイパススイッチ
・豊富なカスタムオーダーオプション装備 : M/S、T-Bar
(ご注文時にのみ追加可能です。既存ユニットにオプションを後から追加することはできません。)

※画像はオプション未搭載モデル

スペック

■トランスフォーマーバランスXLR入力
■トランスフォーマーバランスXLR出力
■入力インピーダンス : 600 Ω
■出力インピーダンス : 600 Ω
■入力アッテネーター : ステップスイッチ式
■最大ゲイン : 35 dB
■最大出力 : + 30 dBu / 26V RMS、26 dB ヘッドルーム
■周波数特性 : 20 Hz ~ 25 kHz フラット
■THD +N : 0.1% 以下 @ 1 kHz サイン波
■ノイズ : -85 dB
■レシオ
リミッターモード : 4:1 ~ 20:1
コンプレッサーモード : 1.5:1 ~ 1:1
■アタックタイム : 25mS ~ 70mS
■スレッショルド : 可変式
■リカバリー : 0.2S、0.4S、0.6S、4S、8S
■ハイパスサイドチェインフィルター : -3 dB @ 100 Hz
■ステレオリンク
■メーター : 自照式 Sifam 製
(2003年12月/シリアル番号 MSLC61642 以降のユニットはLEDライト、2003年12月/シリアル番号 MSLC61642 以前のユニットは 26V 1.2W FESTOON ランプを使用)
■電源消費 : 80W(120 / 240 VAC)
■動作電圧 : 100V、120V、220 ~ 240V @ 50 / 60 Hz(出荷地域に合わせた電源オプション設定*)
■ヒューズ仕様 : MDA または MDL SLO-BLO Time delay 1 1/4" x 1/4"
1.25 A @ 100 ~ 120 VAC 電圧駆動時
0.6 A(600mA)@ 220 ~ 240 VAC 電圧駆動時

*電源に関して
基本的に国内出荷分は100V仕様になりますが、スタジオ環境に合わせて米国と同じ117V仕様に変更することも可能です。オーダー時にお申し付けください。
(注:本製品はマルチボルテージでありません、電圧は必ず合わせてお使いください。)

仕様は予告なく変更となる場合があります。

メーカー在庫が欠品している場合、納期に1ヶ月ほどお時間をいただきます。
詳しくはお問い合わせください。