これまでのマイクロフォンでは、安定した音質を確保するため適切な距離を保ち、動き回らないようにする必要がありました。例えばマイクに近づくと、近接効果として知られるように音が大きくブーミーに、逆に離れると音が小さく細くなります。満足のいく結果を得るためには、人がマイクに合わせる必要がありました。RAYはToF(Time of Flight)センサーベースのテクノロジーにより、その常識を覆します。マイクとの距離により増減が予測される周波数成分を自動補正しつつ、音量をコントロールします。
※1:AURA センサーはToF(Time of Flight)センサーにより、5〜100cmの範囲で常に最も近い対象物に焦点を合わせ、レベルとトーンを調整します。マイクの前でジェスチャーをする際は、この点にご注意ください。 ※2:AURAセンサーはボタンを押すことでOn/Offが可能です。エンジニアが意図的に近接効果を狙いたい時など、センサーをオフにすればLCT 440 PURE同様のプロフェッショナルコンデンサーマイクとして機能します。 ※3:MUTEボタンは、信号を70 dB減衰させてミュートします。
スペック
■マイク・タイプ:コンデンサー、externally polarized ■音響的動作原理:Pressure gradient transducer ■ダイアフラム:スパッタ金蒸着マイラー(3ミクロン) ■トランスデューサー Ø:25.4 mm, 1 in ■Polar pattern:カーディオイド ■周波数レンジ:20 ... 20,000 Hz ■感度:22.6 mV/Pa, -32.9 dBV/Pa ■等価ノイズレベル (FET): dB (A) dB (A) ■Max SPL:131 dBSPL ■S/N比:86 dB (A) ■ダイナミック・レンジ:123 dB (A) ■Features:AURA, MUTE by distance, MUTE button, Lock mode ■AURA processing range:Seamless from 5 to 100 cm / 2 to 40 in ■MUTE by Distance range: 15 / 30 / 45 / 60 / 80 cm 6 / 12 / 18 / 24 / 32 in ■MUTE attenuation value:-70 dB ■供給電圧:48 V ± 4 V ■消費電流:7.2 mA ■内部インピーダンス:120 Ω ■コネクター:金メッキ 3-pin XLR ■マイク筐体:亜鉛ダイキャスト ■マイクロフォン 寸法:138 x 52 x 36 mm, 5.43 x 2.04 x 1.42 in ■マイクロフォン 重量:330 g, 11.6 oz