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ステージでもスタジオでも活用することができるユニバーサルインサートステーション。
Transceiver 2は4チャンネルのインサートステーションです。
主な機能を一言で説明すると、バランス信号をアンバランスに変換し、そして信号品質を損なうことなく元に戻すことです。
各チャンネルには、センドレベル、リターンゲインコントロール、リターン極性スイッチ、ブレンドコントロールがあります。旧Transceiverから新たに追加されたブレンド機能を使用することでインサートしたエフェクトのウェットシグナルをブレンドコントロールすることできます。
Transceiver 2は可能な限り最高の信号処理と、フラットな周波数応答、低高調波歪みと低ノイズを実現するトランスレスのバランスド設計です。
このインサートステーション活用する為のいくつかの接続のアイデアについては以下の例をご参照下さい。
■使用例
・Hook up a guitar pedal
ギターエフェクターがオーバーロードしないようにセンドレベルを調整し、リターンゲインを使用してエフェクターペダルの後のレベルをメイクアップします。
・Use it as a 4 channel Di-box
Transceiver 2の高いインプットインピーダンス(1Mohm)を活用し、パッシブタイプのピックアップを搭載したベースやギターに最適なD.I.として使用することができます。
・Re-amping
まずギターとアンプをYスプリッター(モノラルを2系統に分岐させるY時のコネクタ)を使って Transceiver 2のリターンに接続します。好みのサウンド になるまでアンプのコントロールを調整し、Transceivers 2のリターンゲインコントロールでダイレクトギターのシグナルを調整しDAWへ録音します。
DAWに録音されたギターソースをアンプに戻すには、センドレベルコントロールを下げてからアンプをセンド端子に接続します。アンプの出力がさきほどYスプリッターを接続していた時と同じレベルになるまでセンドレベルを調整し、この状態で納得のいくまでアンプを調整しサウンドをリクリエイトすることができす。
・Impedance and level matching
バランスドのスタジオ機器等をステージ上で使う場合に、インピーダンスとレベルのマッチングを行うことができます。ヴィンテージ機器等の低インピーダンス入力に楽器を接続する際にも便利です。
スペック
■Max balanced input: +27dBu
■Max unbalanced send level: +21dBu
■Max return input level: +21dB
■Return gain: 0-20dB
■Return input impedance: 1Mohm
■Max balanced output: +27dBu
■Send: TRS jack
■Send level: 0 to full (in 41 steps)
■Return: TRS jack
■Return gain: 0 to 20dB (in 41 steps)
■Polarity: flips the polarity of the return signal
■Blend control: from dry to wet (in 41 steps)
■Regulated, internal power supply with a toroidal transformer
■Selectable between 115 and 230V
■Power consumption: 12VA