■DHR Series DHRシリーズの各モデルは、DHR10とDHR12は固定設備やユーティリティ用、DHR12MとDHR15Mはフロアモニター用、DHR15はFOH用のように様々なSR要件に見合うように設計されています。これらは全てDSP搭載のClass-Dパワーアンプでカスタムトランスデューサーを駆動し、クリアで高い音質を生み出します。用途に沿ってそれぞれの特長から選択が可能なDHRシリーズは、様々なSR環境に最適なスピーカーを選択できます。
・Cabinet designs optimized for a range of audio environments DHRシリーズは、用途によって異なる要求に対応する広範囲な製品をラインナップしています。
・音量に関わらず一定な明瞭性を保つための優れたダイナミックコントロール Yamaha DHR Series: Intelligent Dynamic Control for Consistent Clarity at Any Output Level DHRシリーズは、優れたマルチバンドコンプレッサー機能「D-CONTOUR」を搭載しているため、どんな音量時でもパワフルで一貫性のある音質を実現します。これは複数の周波数帯の出力をモニタリングし、それぞれに最適なEQを計算して補正します。これによって例え最大出力時でも優れた明瞭性と音楽性を維持することが可能です。DHRシリーズの「D-CONTOUR」は、使用用途に合わせてFOH/MAINモードとMONITORモードの2種類の設定が可能です。FOH/MAINモードは、スピーカースタンドに取り付けての使用時や、吊り下げて使用する際に通常減少してしまうローエンドを補完するために低域周波数をブーストします。MONITORモードは、低周波数域をモニターアプリケーションに最適化するために減少し、広範囲渡る周波数帯を滑らかにすることでモニター使用時に優れた明瞭な音質を提供します。これらのプリセットは、熟練したエンジニアによる幾多のリスニングテストによって完成し、動的に動作するマルチバンドコンプレッサーを最適化することであらゆる出力レベルでも低歪みな一貫性のある音質を実現します。
・最良な出力のための広範囲のDSP保護機能 Yamaha DHR Series: Extensive DSP Protection Functions for Maximum Output パッシブスピーカー、パワーアンプ、シグナルプロセッサーで構成される一般的なシステムでは、各コンポーネントに最適なパラメーターを設定することは困難な作業になる場合があります。パワードスピーカーの利点の1つにトランスデューサーとアンプの組み合わせを完全に最適化出来ることがあります。DZR, DXR mkII, DHR, DBRそしてDXSシリーズの開発中に非常に多くの屋内外でのリスニングテストを通じて、各トランスデューサーの耐久性と全体的なアンプ出力を測定、テストを行いました。そのテスト結果に基づく精確なDSP制御を用いて、各モデルに最適なリミッターポイントを設定しました。
・デュアルアングルポールマウントソケット(DHR15, DHR12) Yamaha DHR15/DHR12: Dual-Angle Pole Mount Socket 天井が低かったり、会場の形状などの影響によって、ミックスしづらかったり、オーディエンスのリスニング体験を大幅に損なってしまうことがあります。DHR15とDHR12に搭載されているポールマウントソケットは、0°または-7°の2つの設置角度が選べるため、煩瑣を避け、オーディエンスに音響エネルギーを向けることができます。