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LONE WOLF BLUES COMPANY Harp Breakは、真空管のハープアンプや古いギターアンプを使った時のような、味わい深い歪みを作るハープ用ディストーションです。
ギター用のディストーションとは違い、派手な歪みを作ることはありません。フルレンジなクリーントーンの中に、強いブレスだけが歪むような、感情を強く表現できるディストーションです。
Harp Breakの歪は真空管に近いソフトなクリッピングで、クリッピングが起こるとLEDがそれを表示します。練習の際には、どの程度の強さでどの程度クリッピングが起こるのかを視覚的に判断することもできます。
Driveコントロールを高く設定すればクリップは強く、またクリップが早くなります。その音色は真空管が作り出す倍音成分に近くなるよう設計しています。トランジスタアンプで作るソリッドな歪みとは比べ物にならない音色です。ギター用では真空管的な歪みを作るペダルがたくさんありますが、ハープ用としては帯域が合わず、また“ギター用ローゲインディストーション”であっても歪みすぎてしまいます。
また、Harp Breakには+20dBまでのBass Boostコントロールを搭載しています。ギターアンプで足りない低域を補うことで、ギターアンプでも極上ハープアンプのようなファットなボトムエンドを作ります。
クリーンアンプやPAに直接ハープを出力する際にも、古いダーティなトーンを作る上で最適なペダルです。また、Harp Breakは歪みを作るためだけでなく、バッファードFETインプットを通して音を太くしたり、低域の不足を補うペダルとしても有効です。
■セッティング
Harp Breakのセッティングはとても簡単です。クリーントーンを補正するなら、Driveコントロールは反時計回りに回し、歪みを強くしたいならDriveコントロールは時計回りに回します。もしフィードバックが起きればVolumeコントロールを下げ、低域が足りなければBass Boostをあげます。
■電源
Harp Breakは9V電池、または9VDCアダプター(別売)で駆動します。アダプターは9VDC、100mAで、2.1mm×5.5mmコネクターのセンターマイナスのものをご使用ください(One Control EPA-2000推奨)。
アダプター端子が接続されている時、電池からの電源供給は行いません。また、インプットジャックが全体の電源スイッチを兼ねていますので、ご使用にならない時はインプットジャックからプラグを抜いておいてください。
■特徴
1.スムース〜ハードなブルースハープ用ディストーション
2.歪みを調整するDriveコントロール
3.音量を調整するVolumeコントロール
4.低域を補強できる+20dbまでのBass Boostコントロール
5.クリッピングをリアルタイムに表示するLED
6.トゥルーバイパススイッチ
7.9V DCインプット
8.ハイインピーダンスインプット
9.バイパスON/OFF LED
10.電源逆流保護回路
11.9V電池駆動対応
※このペダルはブルースハープ向けに設計されています。ギターで使用することもできますが、歪みはほとんど乗らず、強くプレイするとトップエンドに軽い歪みがかかります。音色自体をファットにするファット/ベースブーストとしては有効です。
■ブルースハープでのエフェクターの使い方
マイクからの入力端子は、必ず1/4インチモノラルフォン端子(TS端子)をお使いください。ステレオ端子(TRS端子)やキャノン端子(XLR端子)はお使いいただけません。
エフェクターの接続順は、自由に行ってかまいません。ご自分の好みの音が出る接続やセッティングを探してみてください。
Lone Wolfのブルースハープ用エフェクターは、ソリッドステートアンプでもチューブアンプでもお使いいただけます。アウトプット端子は1/4インチモノラルフォン端子(TS端子)のアンバランスド出力です。アンプ側は、マイク用の端子ではなく楽器用のインプットインピーダンスが高い入力に接続してください。
様々なタイプのマイクでお使いいただけますが、ハイインピーダンスインプットに対応しているため、例えばShure SM58などのローインピーダンスタイプのマイクをご使用になる際はインプットをローからハイへと変換していただく必要がございます。(ギターペダルを接続できるマイクプリアンプ等をご使用ください。)また、エフェクターからPhantom電源の供給はできません。