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Lone Wolf Harp Attackは真のパワーチューブディストーションを作るためのペダルです。
このペダルは、三極管を使った一般的なチューブプリアンプとは違い、超小型ビームパワーチューブを用いたペダルです。この真空管は6V6や6L6パワーチューブと同タイプの歪みを作ります。
ファットでパンチのあるトーンが特徴で、その音色は3つのノブにより自在に調整が可能です。
また、クリスタルマイクをはじめ、ハイインピーダンスマイクにも適合する10MΩのインプットインピーダンスのインプットバッファを装備しています。
Driveコントロールでパワーチューブのサチュレーションを調整し、アクティブToneコントロールはハープ用にチューニングし、20dBのレンジを持ちます。Volumeコントロールでアウトプットレベルを調整します。ペダルのアウトプットにはFETアンプによるバッファーがかかります。
Harp Attackはハーププレイヤーの様々なニーズに応えます。例えば、ペダルで本物のパワーチューブドライブサウンドが作れるのでPAに直接アウトプットする際にもベースマンを始めとしたチューブアンプの歪みが得られます。Harp Attackはソリッドステートアンプでも素晴らしいチューブアンプサウンドを作り、持ち運びも手軽でハープアンプをバックアップします。
ペダルはハイゲインな歪みは作らず、スムースなオーバードライブトーンが特徴です。ハープケースに入れてジャムに持ち歩いたり、複数のペダルを組み合わせて自分だけのハープトーンを作るのにも最適です。
Harp Attackは、エフェクターの中で最後に接続することでパワーチューブサウンドに近い音色となりますが、どのように接続するかはプレイヤー次第です。実際、ヨーロッパツアーではHarp Attackを使用するプレイヤーが増えつつあります。
※超小型ビームパワーチューブはマイクロフォニックな特性で、バイパススイッチの操作時などにノイズが出る場合がありますが、その音量は最小限に抑えられ、またすぐに消えます。楽曲を演奏中はできるだけペダルを蹴飛ばしたりしないように注意してください。実際、プロフェッショナルの現場や実際のツアーでも使用されていますが、特に支障なくお使いいただいています。
■セッティング
このペダルのセッティングはとても簡単です。クリーントーンを作るにはDriveノブを反時計回りに回します。時計回りに回せば歪みが増加し、同時に音量も上がります。
Volumeノブを使ってフィードバックが起こらないよう音量を調整します。DriveかVolumeを下げればフィードバックは収まります。Toneはアンプの周波数レンジを調整できるアクティブコントロールです。
■電源
Harp Attackは9V電池2個、または18VDCアダプターで駆動します。アダプターは18VDC、100mAで、2.1mm×5.5mmコネクターのセンターマイナスのものをご使用ください(One Control RPA-1000が付属します)。
アダプター端子が接続されている時、電池からの電源供給は行いません。また、インプットジャックが全体の電源スイッチを兼ねていますので、ご使用にならない時はインプットジャックからプラグを抜いておいてください。
電池で駆動させる場合、新品のアルカリ9V電池2個で約15時間程度の駆動が可能です。
■特徴
・DRIVE control
・TONE control
・VOLUME control
・本物のパワーチューブディストーション
・18V DCインプット
・LED付きトゥルーバイパス
・ハイインピーダンスインプット
・逆極性電源保護回路
・18Vアダプター付属
※このペダルはブルースハープ向けに設計されていますが、ギターでお使いいただくこともできます。ギターでご使用の際、Volumeノブを最大まで上げても原音より小さい音で出力される場合がございます。
■ブルースハープでのエフェクターの使い方
マイクからの入力端子は、必ず1/4インチモノラルフォン端子(TS端子)をお使いください。ステレオ端子(TRS端子)やキャノン端子(XLR端子)はお使いいただけません。
エフェクターの接続順は、自由に行ってかまいません。ご自分の好みの音が出る接続やセッティングを探してみてください。
Lone Wolfのブルースハープ用エフェクターは、ソリッドステートアンプでもチューブアンプでもお使いいただけます。アウトプット端子は1/4インチモノラルフォン端子(TS端子)のアンバランスド出力です。アンプ側は、マイク用の端子ではなく楽器用のインプットインピーダンスが高い入力に接続してください。
様々なタイプのマイクでお使いいただけますが、ハイインピーダンスインプットに対応しているため、例えばShure SM58などのローインピーダンスタイプのマイクをご使用になる際はインプットをローからハイへと変換していただく必要がございます。また、エフェクターからPhantom電源の供給はできません。