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Hungry Robot Pedals Hungry Robot [hg+lg]は、様々なパワーアンプの歪みを作るHungry Robotと、そのハイゲインバージョンをコンパクトな筐体に収めた驚異的なオーバードライブペダルです。
ローゲインとハイゲインバージョンはそれぞれ独立して使うこともでき、同時に使うこともできます。
■Hungry Robot(ローゲイン)
Hungry Robotは、Hungry Robot Pedalsを代表するエフェクターです。
自分だけのユニークなトーンを探すプレイヤーのためのローゲインオーバードライブペダルで、リッチなハーモニクス、キャラクター、タッチレスポンスなドライブトーンを作ります。
3つのトランジスタを使用し、圧巻のピッキングダイナミクスを実現。Opampデザインのペダルとは次元の違うレスポンスをキャプチャします。トーンそのものにはほとんどカラーを付けませんが、アンプライクな"ブレイクアップ"を付加します。
シンプルな3ノブのオーバードライブペダルですが、内部に6つのDipスイッチを備え、クリッピングオプションやブライト、ゲインコントロールを切替えることができます。これにより6L6、EL84、ツイードトーン、6V6〜スプロトーンなど、様々なパワーチューブやアンプの持つ歪みを体現します。
■コントロール
・Gain:歪みやブーストの強さをコントロールします。
・Volume:音量をコントロールします。
・Tone:高域を中心に音色をコントロールします。
■Dipスイッチ
・スイッチ1:クリッピングダイオード(Red LED)
・スイッチ2:クリッピングダイオード(1N914)
・スイッチ3:クリッピングダイオード(BAT41)
・スイッチ4:ブライトスイッチ(プリトーンスタック)
・スイッチ5:ゲインコントロール(Hi/Lo)
・スイッチ6:ブライトスイッチ(ポストトーンスタック)
■Hungry Robot High Gain(ハイゲイン)
Hungry Robot Pedals Hungry Robot High Gainは、様々なパワーチューブの歪みを作ったり、クリーンでトランスペアレントな歪みを作る人気のローゲインドライブ、Hungry Robotの回路を限界までプッシュしたハイゲインバージョンです。
通常のHungry Robotとは全く違う世界の音が鳴ります。圧倒的な飽和感で、ローゲインアンプライクペダルの対極を行くドライブペダルです。
多くのハイゲインオーバードライブで起こりうる問題といえば、ローエンドがたるんで濁ってしまうということです。しかし、Hungry Robot High Gainのトーンスタックはローエンドをタイトに、そしてミッドとトレブルを精彩に、くっきりと出力します。
さらに、Hungry Robot High Gainには、オリジナルHungry Robotと同様、内部に6つのディップスイッチを備え、様々なプレイスタイル、サウンドにフィットする多彩な設定が可能です。
■コントロール
・Gain:歪みやブーストの強さをコントロールします。
・Volume:音量をコントロールします。
・Tone:高域を中心に音色をコントロールします。
■Dipスイッチ
・スイッチ1:More Gain
・スイッチ2:Bass Boost
・スイッチ3:Stacked Op-Amp
・スイッチ4:Gating
・スイッチ5:1N914 (Clipping)
・スイッチ6:Treble Boost
スイッチ1はオーバードライブをドラスティックに変貌させるゲインレンジの切替えを行います。
スイッチ2とスイッチ6はベースブースト、トレブルブーストです。ギターやアンプの特性に合わせて音色を調整します。例えばテレキャスターで音が細いと感じたらベースブーストをONにしてみてください。
スイッチ3はスムースでよりコンプレッションの強い音へと切替えることができます。
スイッチ4はユニークなスイッチで、音色にゲートを掛け、軽くザラついたような音色を作るためのものです。特に高出力ピックアップと組み合わせると効果的です。
スイッチ5はクリッピングのON/OFFです。
■使い方のヒント
Hungry Robot [hg+lg]のコントロールノブは、あえて調整範囲を狭め、細かな音色調整を実現しています。
ステージ上でノブを長いことコントロールする必要をなくすためであり、基本的な音色は内部のDIPスイッチで作っておき、あとはステージのアンプや環境に合わせて音色を調整するためです。
内部DIPスイッチを積極的にご活用いただくことで、Hungry Robot [hg+lg]の持つ高いポテンシャルを最大限に発揮できます。
特にローゲイン側はアンプサウンドに少しのエッジやゲインを加えるゲインブーストとして、ハイゲイン側はトーンのカラーを強く変えたり、音をより太く、厚くする際に最適です。
Hungry Robot [hg+lg]はスタンダードなセンターマイナス2.1mm DC9Vアダプターで駆動します。電池はお使いになれません。