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Univox Super-Fuzz(オクターブファズ)の非常にレアなWhite/Blackモデルのサウンドを再現したファズペダル。
1960年代後半、日本は素晴らしいギターペダルメーカーと革新に満ち溢れていました。時を同じくして、人気が高く入手困難だったエフェクトの1つがUnivox Super-Fuzzです。単音やコードを分厚く焼けつくような質感に変貌させるオクターブファズで、歪んだ音で演奏したときの高いオクターブアップサウンドは注目を集めました。最初はHoney* Psychedelic Machine(1967)という大きなアンプヘッドサイズのマルチエフェクトユニットに内蔵されてリリースされましたが、その数か月後にHoney* Baby Crying Effectというペダルとして独立したかたちで再リリースされました。Honey*倒産後すぐにShin-Ei*ブランドの製品になると1968年までにShin-Ei*は日本のギターペダルにおける一大ブランドとなり、Shin-Ei*ブランドのエフェクトを生産しつつ、Shaftesbury、Kent、Crown、Jax、アメリカのUnivoxなどといった数十のブランドで同じ回路をOEM生産しました。こうしてこの回路は世界中のブランドの製品ラインナップに浸透していったのです。
The WhoのPete Townsendのプロダクト・プレイスメント効果によって、Univox Unicord Super-Fuzzバージョンは他のバージョンよりも有名になりました。 最初期はシンプルで控えめな灰色のメタルエンクロージャー(1968年)でしたが、トップ面にSUPER-FUZZと表記した大きな長方形のフットパッドを採用してより目を引く外観へとモデルチェンジしました(1970)。Red/Blue、Black/Grey、White/Blackといったカラーの組み合わせを選ぶこともできました。
Supremeは、Josh ScottのコレクションであるSuper-Fuzzの、非常にレアなWhite/Blackモデルの正真正銘のレプリカです。このペダルの初期バージョンはどれも驚くほど酷似していますが、この1972年製のユニットには、他のペダルよりも際立つ特別なマジックがあります。朝からずっとご機嫌斜めなOctavia Fuzzを想像してみてください。それがこのペダルです。ラウドで叫ぶような、強烈なパワーのあるオクターブファズなのです。
スペック
■入出力端子:1/4”インプットジャック、1/4”アウトプット
■コントロール:VOLUME、EXPAND
■スイッチ:MODEスイッチ、TONEスイッチ、バイパススイッチ
■電源:DC9V センターマイナス
■消費電流値:4mA
■寸法:W 9.2mm × D 14.4mm × H 5.1mm
■重量:385g