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Catalinbread ベルエポツク カタカナは、人気のディレイペダル、Catalinbread Belle Epochの日本限定モデルです。
モデル名、そして各パラメータノブが日本語になり、艶のあるレッドカラーとなったモデルです。
・マゼル:EP-3のエコーヴォリュームコントロールの機能を再現したもので、同様の構造のパッシブミキサーを調整します。
・オオキサ:このコントロールは、原音が録音される際のテープへのヒットの強さを調整できます。エフェクト音のみに効き、ドライ音を変えることはありません。
・ユルミ:モジュレーションディレイのコントロールです。EP-3にセットされたテープのワウ・フラッター効果を調整します。コーラスペダルのようなモジュレーションから、強力なピッチモジュレーションに至るまでのコントロールが可能です。
最小に設定すれば、モジュレーションはかかりません。
・カイスウ:ディレイシグナルのフィードバックを調整します。最小の設定から中央あたりまでは、リピートの回数を調整しながらコントロールできます。中央以降は無限大に続くリピートとなり、より高く設定すればさらに発振させることもできます。
・ジカン:ディレイタイムをコントロールします。80ms〜800ms程度の範囲で設定可能です。EP-3と同様のサウンドを作るため、音を出しながら操作することも前提に設計されています。
このコントロールをほんの少し動かせば、まるでEP-3のスライダーを軽く動かした時のように、ディレイタイムと共にサステインが長くなっているのが分かります。
Catalinbread ベルエポツク カタカナは、まるでペダルの中にテープが入っているかのように、ハイクオリティなテープエコーサウンドを作ることができます。
もしかすると世界で最も有名と言えるかもしれない、Maestro Echoplex EP-3のテープエコーサウンドをそのまま再現しました。EP-3は、70年台のロックギターサウンドを代表するエコーで、ジミー・ペイジやブライアン・メイ、トミ・ボーリン、K・K・ダウニング、ヴァン・ヘイレンなど多くのギタリストが愛用したことでも知られています。
ベルエポツク カタカナは、愛らしいEP-3の持つ一切合切を全て、この小さな、そしてメンテナンス不要の箱に詰め込みました。
テープエコーペダルは、スタンダードなデジタルディレイにいくつかのフィルタをかけるだけでは作ることができません。本物のEchoplexと同様のサウンドを作り出すためには、様々な小さな特性を理解し、再現せねばなりません。プリアンプ、発振、キャラクター、それ自体が楽器のように使えるプレイアビリティ、テープに音が録音される際のヒット、ワウ・フラッター、リピートの減衰、アンプや他のペダルとの組み合わせによる相性・・・すべての要素が、本物の再現をするためには重要な事なのです。
■特性
Catalinbreadでは、EP-3の全てを組み込み、Echoplexがそれ自体で楽器として使えたように、ベルエポツク カタカナもそうなって欲しいと考え、開発を行いました。
・EP-3と同じオーディオパスとミキサーを実装。ディレイラインはDSPベースですが、本物のEchoplexのサウンドとレスポンスにできる限り近づけられるよう、丁寧なチューニングを繰り返し行いました。
・Catalinbreadは、EP-3と同じゲインのオールディスクリートプリアンプを新たに設計しました。オリジナルのプリアンプよりもタッチセンシティビティに仕上げ、ダイレクトギターシグナルはこのプリアンプだけを通ります。バッファステージやOpampは一切通りません。さらに、Belle Epochのプリアンプはオリジナルの固定電圧式と異なり、9〜18Vで駆動します。こうすることで、より広くトーンを作ることが出来ます。
・ベルエポツク カタカナでは、Echoplexの持つ80〜800msのディレイタイムに加え、さらなるロングディレイに対応。最大800ms程度までのディレイタイムが作れます。Echoplexと同じ使い方はもちろん、より個性的な使い方が可能です。スラップバックサウンドからブライアン・メイまで、数々の名演が蘇ります。
・ジカンコントロールには、オリジナルのスライダーと同様、ラグを設けています。ディレイタイムを一気に動かすと、一足遅れてディレイタイムが変わる、Echoplexと同じ動作をさせることができます。特に発振させている間などには、これが非常におもしろい効果を作ります。実際にテープの上をヘッドが動いているような感覚でプレイできます。
・Catalinbreadでは、EcoplexのEcho Sustainコントロールのフィードバックの動きを研究し、シングルリピートから完全な自己発振まで、同じ動きを再現しました。発振せずにいつまでもリピートが続くような設定をはじめ、様々なスイートスポットがあります。カイスウノブを動かせば、すぐに欲しい音が見つかります。
・ユルミコントロールでは、Echoplexと同様、ランダムなワウ・フラッター効果が得られます。
・ベルエポツク カタカナでは、EP-3のRecod Levelコントロールも再現しました。軽く、空間的なリピートからグランジを思わせる太く歪んだリピートサウンドまでを作ることが出来ます。このコントロールは、特に重要な最初の残響を主にコントロールします。このコントロールにより、エコーを繰り返さなくても薄く静かなアンビエンスを付加でき、また、リズミックなエコーソロに最適な、ドライシグナルよりも大きくざらついた、ラウドでダーティなエコーを作ることもできます。
・マゼルコントロールは、本物のEP-3と同様、完全なドライから完全なウェットまで、自在なバランスでミックスすることができます。EP-3における“Echo Volume”ノブと同じ働きをします。
・内部にあるトリムポットは、ベルエポツク カタカナのディスクリートプリアンプのゲインとヴォリュームをプリセットできます。ユニティゲインからラウド、ファズブーストなどの効果を作ることもできます。強くアタックすれば素晴らしい飽和感を持ったサウンドとなります。
・内部の切り替えスイッチは、トゥルーバイパスとバッファードバイパスの切替です。バッファードバイパス時には常にベルエポツク カタカナのプリアンプを通り、またエフェクトOFF時にも残響が即座に途切れない“Trails”モードとなります。トゥルーバイパスモードで、内部トリムポットのゲインを高く設定すれば、ペダル1つでゲインアップとエコーをかける、リードに最適なペダルになります。
・ベルエポツク カタカナは9〜18Vで駆動します。18Vで駆動すれば、より高いヘッドループとパンチが得られます。
Belle Epochは、オリジナルEchoplexと同様、アンプの前に設置することを前提に設計しました。Belle Epochの入力と出力回路は、オリジナルのそれとほぼ同一です。パッシブのミキサー回路もEP-3の回路を再現しています。しかし、Belle EpochはオリジナルEP-3よりも低いアウトプットインピーダンスに調整しました。こうすることで、バッファを使わないアウトプット回路を維持しながらも、できるかぎり多くの出力を確保できるようになりました。
バッファーは、その名が示す通り、1つの回路と次の回路の間をアイソレートし、まるで個別の回路のように振る舞わせるためのものです。しかし、プレイヤーであれば、ノンバッファアウトプットによるタッチセンシティブなサウンドは必ず理解できるでしょう。
ベルエポツク カタカナは、どんな接続をしても確実にそのパフォーマンスを発揮することができます。しかし、特にEchoplexらしさを発揮するためには、オーバードライブペダルの前、ファズペダルやトレブルブースター等の後に接続することを推奨します。そして、この驚くべきペダルの性能を理解するために、軽く歪ませたアンプのインプットに接続してみてください。
■特徴
・EP-3テープエコーを再現
・80〜800msのディレイタイムを実現
・シングルリピートから自己発振まで
・ワウ・フラッター効果をコントロール可能
・100%ウェット/ドライミックスと、レコーディングレベルコントロール搭載
スペック
■2.34" x 4.39" pedal
■9v-18v Negative Tip DC Power
■61 mA draw
■種類:ディレイ
■アダプター:センターマイナスDC9-18V
■電池駆動:-
■コントロール:カイスウ、ユルミ、オオキサ、マゼル、ジカン