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Copilot Fx Portal Supremeは、2つのエフェクトループをLFOやエンベロープでブレンドすることで全く新しいエフェクトを創造する、神秘的なデバイスです。
2つの独立したエフェクトループは、個別に音量を設定でき、それぞれに位相を反転させるPhaseスイッチとLFO/エンベロープへの同期するかどうかを決めるSYNCスイッチがあります。
片方のエフェクトループのSENDとRETURNを直結すると、クリーンブレンドをLFOやエンベロープでコントロールすることもできます。
また、SYNCスイッチを切り替えることで、2つのエフェクトループを完全にパラレルループ(両方を下ポジションに)に設定したり、片方のループは常時ONで、もう片方をLFOやエンベロープでフェードイン/アウトする設定も可能です。
エンベロープセクションにはAttack、Decay、Sensコントロールと2つのEnvelopeノブがあります。
これらを組み合わせてプレイに合わせたエンベロープ設定により、例えばソフトなプレイとハードなプレイでどちらのループがONになるかを切り替えるような設定も可能です。
また、LFOにはタップスピードとタップテンポのサブディビジョンコントロールがあります。
LFOモードでは片方のループのボリュームを下げればトレモロエフェクトのような効果を作ることもできます。
同じ設定でエンベロープモードにするとヴァイオリン奏法のようなプレイも可能です。
各エフェクトループに設置されるボリュームコントロールはポストのため、ループ内のエフェクトがVolを上げたことでクリップすることはありません。
エフェクトループのReturnだけを使えば2つの音源を1つにミックスするミキサーとして使うこともできます。
【コントロール】
▼インプット/アウトプット/エフェクトループ
筐体のトップにあるジャックです。右から順にインプット、SEND1、RETURN1、SEND2、RETURN2、アウトプットです。
▼エンベロープセクション
Attack、Decay、Sensと2つのEnvelopeノブ、およびスイッチでエンベロープの方向を切り替えることができます。
▼LFO
Wave(波形)選択とRate/Ratioノブ、Tap/Rateスイッチがあります。タップテンポとRateノブの切り替えスイッチでどちらでLFOスピードをコントロールするか切り替えることができます。またTapモード時、Rateノブはサブディビジョンを切り替えます。
▼エフェクトループ
各ループのVolコントロールと位相切り替え、Syncスイッチ。Syncスイッチは上ポジション時にLFOまたはエンベロープにループを同期し、下ポジションでは同期しません。
▼左のフットスイッチ
タップテンポスイッチです。
▼中央のフットスイッチ
タップテンポとエンベロープのどちらを使用するかを切り替えます。
▼右のフットスイッチ
エフェクトループ全体のON/OFFを切り替えます。