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フラッグシップ・サウンドクオリティ、ビンテージ・マイクプリ・エミュレーション、ApogeeハードウェアDSPプレミアム・プラグイン、タッチスクリーン・インターフェイス、全てをデスクトップサイズに。
■Symphony Desktop 概要
・最も手軽に導入できるApogeeフラッグシップモデル
・先進のコンポーネントと回路設計により、精密かつ高品位なサウンドクオリティ
・2つのAdvanced Stepped Gainマイク・プリアンプを搭載。最大75dBゲイン、可変インピーダンス
・FETインストゥルメント入力に真空管ギター・アンプのキャラクターを適用可能
・Apogee独自のAlloy Mic Preampが、アナログ・プロセッシング+DSPモデリングによるBritish Solid State & 50s American Tube二つのキャラクターを再現
・名匠ボブ・クリアマウンテンがチューニングを施したハードウェアDSP*/ネイティブ両対応の 新しいSymphony ECS Channel Strip (EQ/Compression/Saturation)が付属
・柔軟なゼロレイテンシー・プラグイン・ワークフローを実現:Print, Monitor, DualPath Linkワ ークフローから選択
・タッチスクリーン・ディスプレイにより、ほとんどのハードウェア・コントロールを直接操作 可能
・2つのアサイメント可能なヘッドフォン出力: 1 x 1/4″, 1 x 1/8”
・10 IN x 14 OUTの同時オーディオ入出力が可能
・USB MIDI対応
・デジタル入出力: 2 x Optical Toslink (ADAT, S/PDIF)
・対応動作環境: macOS, Windows, iPad Pro (USB-C)
Symphony Desktopは、フラッグシップモデル「Symphony I/O Mk II」と同等の高いサウンドクオリティを備えたオーディオインターフェイスです。最先端のアナログ/デジタル・コンポーネントによる歪のないサウンド、アナログ回路とDSP処理を組み合わせたAlloy Mic Preampによるマイクプリアンプ・エミュレーションなど、高品位で幅広いサウンドメイクを可能にします。本体には10in/14outの豊富な入出力や、タッチスクリーンを装備。専用ソフトウェアとあわせて、直感的でシームレスなコントロールが可能です。
またSymphony ECS Channel StripやApogee FXプラグインを本体のDSPでも使用可能です。ネイティブプラグインとして、またはDSPプラグインとして、シチュエーションに合わせて使い分けることでワークフローを最適化します。
長きに渡りアナログとデジタルの架け橋となる製品を開発してきた技術に裏付けされたサウンドと、さらに進化した最先端のテクノロジーを、バッグ・インできるコンパクトなサイズに収めました。業界で圧倒的な信頼を獲得するApogeeのAD/DAコンバーターとマイクプリアンプを搭載するSymphony Desktopは、レコーディング、オーバーダビング、ミキシングを問わず、ミュージシャン、プ ロデューサーと、音楽制作シーンを強力に支えます。
【最先端のアナログ/デジタル・コンポーネント】
■A/Dコンバーター - すべてのニュアンスを忠実にキャプチャ
アナログ/デジタル変換ステージには、超低歪み、高スルーレート、完全差動のアナログオペアンプに加え、デュアルサム構成の最先端A/Dコンバーターによりパフォーマンスを最大化しました。
■D/Aコンバーター - ミックスの視野を広げる高解像「ワイドスクリーン・ウィンドウ」
妥協のないデジタル/アナログ変換を実現するため、安定した超低歪みと高出力ドライバーなど最新のテクノロジーを採用。接続するデバイスに関わらず、Symphony Desktopはモニターから出力される音像に、限りなく透明な「ワイドスクリーン・ウィンドウ」を提供します。
■Advanced Stepped Gainマイク・プリアンプ
2つのAdvanced Stepped Gainマイク・プリアンプを搭載。Gain段を多段階で行うことにより歪みなく75dBのゲインを実現します。
■FETインストゥルメント入力
本体フロントにギター専用FETインストゥルメント入力を装備。真空管ギター・アンプのキャラクターを適用可能です。
■ヘッドフォン出力
Symphony Desktopには、超低インピーダンス仕様のヘッドフォン出力が2基搭載されています。デュアル・サムESS DACを搭載し、完全に独立したルーティングが可能です。各出力のレンジは、それぞれの端子径に想定されるヘッドフォンに合わせて調整されています。フロント・パネル出力はほぼすべてヘッドフォンをドライブすることができ、リア・パネル出力は、特に高効率タイプのヘッドフォンに最適化されています。
■マイクプリアンプ - その優れたパフォーマンス
マイクプリアンプApogee独自設計によるAdvanced Stepped Gain Architectureにより、最大75dBのゲインを実現。胸に響くようなキックドラムからアコースティックギターの繊細なフィンガーピッキングまで、あらゆるソースで超低ノイズ・低歪みでの録音を可能にします。Symphony Desktopは可変インピーダンスに対応しており、マイク、インストゥルメントのいずれに対しても入力ステージを接続したデバイスに合わせて自動で最適化。沈みこむような低域から鮮やかな高域まで逃しません。
■APOGEE ALLOY マイクプリアンプ・エミュレーション
Apogee Alloy Mic Preamp(AMP)エミュレーションは、アナログ回路とDSP処理を組み合わせることで、Apogeeの歴史上でも類を見ないリッチかつ本格的なマイクサウンドを実現します。入力インピーダンス、トランジェント・プロファイル、歪み特性など、モデリングにおいて重要な要素をあらかじめアナログ回路で実装。DSPでこれを正確かつ精密に再調整し、サウンドを作り込むことが可能です。このハイブリッド方式により、今までの「アナログエミュレート」や「デジタルモデリング」ではなし得なかった質感の高いマイクプリアンプを実現しました。
・British Solid State - クラスAコンソールサウンド
Marinar「Round can」入力トランスと、Neve 1066のクラスAマイクプリアンプのディスクリート・トランジスタ設計にインスパイアされたこのエミュレーションは、ハードウェアの持つ音の「重み」を再現し、スムーズなトランジェント特性を実現します。レベルを上げることで、独特のパンチ感を加えることができます。
・American Tube - 温かみのある50年代のトーン
50年代に製作されたAmpex 601プリアンプを、低ノイズかつ広大なダイナミックレンジ仕様へと丁寧にレストア・改良したモデルをベースにしています。生き生きと豊かな倍音感と温かさを備え、使い込まれたハードウェアによる高域の艶と輝き、回路に負荷をかけた際の「柔らかく歪む」サウンドをキャプチャしました。
【シンプルでシームレスな操作性】
Symphony Desktopには、ハードウェアおよびソフトウェアの要素を直感的に操作するための機能が用意されています。本体のタッチスクリーン、コントロールノブをはじめ、コンピューター上のコントロール・アプリケーション、DAWの入力フォーカスやモニターコントロール・プラグインまで、クリエイティブな作業の手を止めることなく必要な機能にアクセスすることができます。
■タッチスクリーンからすべての設定にアクセス可能
Symphony Desktopのタッチスクリーン・コントロールで、ハードウェアとソフトウェアのすべての機能にアクセスできます。
マイクプリのゲインから、ミキサー、モニター出力のボリューム、プラグインのパラメータまで、アナログ入出力、デジタル入力の各コントロールをマウスに触らず本体のみで設定可能。またMac OS、iPad OS、Windows 10といった幅広いプラットフォームに対応しています。
■デスクトップ・コントロール・ソフトウェア
Desktop Controlは、Symphony Desktopのハードウェアとソフトウェアの機能を包括的にコントロールするコンソール・アプリケーションです。プリアンプの選択から入出力のルーティング、ワークフローの設定、モニター・コントロールなど、フレキシブルで直感的なインターフェイスでクリエイティブな作業を支えます。
【ハードウェアDSPとネイティブプラグインFX】
長年に渡り多くのApogee製品を設計してきたチームが精魂を込めて作り上げたプラグイン、Apogee FXシリーズ。DSPでの動作はもちろん、お手持ちのDAW上でネイティブプラグインとしてもご利用いただけます。
サウンドの輪郭を精確に描くことが可能な現代的UIのプラグインや、細部までこだわってモデリングされたハードウェアメーカー公認のビンテージモデリングまで。Apogeeプラグインはその使いやすさで、日々のレコーディング・ツールキットとしてすぐに活用いただけます。
■付属プラグインによる幅広いサウンドメイク
・Symphony ECS Channel Strip(DSP & Native)
Symphony Desktopには、Symphony ECS Channel Stripプラグインが付属します。ボブ・クリアマウンテンによるチューニングがほどこされた ECS Channel Strip は、EQ、コンプレッション、サチュレーションのコントロールを搭載。ボーカルやアコースティック楽器のレコーディングに最適なチャンネルストリップを構築可能です。
・Apogee Clearmountain's Spaces(Native)
Apogee Clearmountain's Spacesは、ボブ・クリアマウンテンのオリジナルワークフローを再現したシンプルでパワフルなリバーブプラグイン。彼のミックス技術を活かした、独特で豊かな空間を作り出します。
【レコーディングワークフロー】
Apogee FXプラグインとSymphony Desktopの組み合わせで、インスピレーションを支えるサウンドクオリティ、超レイテンシーなFXプラグインのサウンドをレコーディングのワークフローに合わせた多彩なセッティングが可能です。
■Print、Monitor、DualPath™ Monitorの3つのモードで、あらゆる作業に対応
レコーディングの形態やエンジニア、アーティストの意図によって、コンプレッサーなどのエフェクトを後からプラグインとして適用するか、掛け録りするかなどの判断が必要な場合があります。Symphony DesktopではDSPエフェクトを使った掛け録りはもちろん、モニターだけにプラグインを適用しての録音や、DAW上のプラグインのパラメータをそのままDesktop Control上にも反映できるDualPath Linkモードなど、多彩な機能を備えています。
・Printモード
入力信号に対し、直接エフェクト処理が反映されるため、加工後のデータがDAW等に送られます。レコーディングで掛け録りなどの際はこちらを使用します。
・Monitorモード
モニターのみにエフェクト処理を適用します。ゼロレイテンシーでのモニタリングが可能です。加工前のデータがDAW等に送られるため、プラグインは後から適用することができます。
・DualPath™ Monitorモード
Symphony Desktop側でMonitor モードでプラグインを起動し、DAWからもFX Rack上のプラグインのパラメータをコントロールすることで、DAW上とDSP上のプラグインの設定をリンクしてコントロールできます。これによりエフェクト処理をせずに録音しながら、レコーディング時のプラグインのパラメータをDAW側で保存しておくことが可能です。
スペック
■動作環境
macOS: 10.14.6 以降
Mac Intel and M1 processors
PC: Windows 10 20H1以降
■製品仕様
<A/Dコンバーション>
最大入力レベル(+4dBu ref/Mic)+20dBu
最大入力レベル(-10dBV ref: +6dBV)
入力インピーダンス 4KOhm
周波数特性 10Hz -20Khz。> +/-0.2dB (@44.1Khz)
THD + N: -113dB
ダイナミック レンジ 123dB (A-weighted)
<D/Aコンバーション>
最大出力レベル(+4dBuリファレンス)+20dBu
最大出力レベル (-10dBV ref) +6dBV
ライン出力インピーダンス 50Ohm
周波数特性10Hz -20Khz。> 0.05dB (@44.1Khz)
THD+N : -114dB
ダイナミックレンジ 129dB (A-weighted)
ヘッドホン最大出力レベル:- 520mW(30Ω) - 90mW(600Ω)
ヘッドホン THD+N:-111dB(600Ω負荷時)
ヘッドフォンのダイナミックレンジ 128dB (A-weighted)
<プリアンプ>
ゲイン 最大75dB (advanced stepped gain回路)
48Vファンタム電源、ソフトリミット、極性反転を選択可能
EIN: 129dB (非加重) @ 60dB, 150Ohm入力
最大入力レベル +20dBu
入力インピーダンス:150 - 4Kオーム(デフォルト)
最大Hi-Z入力レベル:14dBu
Hi-Z入力インピーダンス: 220k/470k/>20MOhm