STOCK LIST
DS Series
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DS496
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DS499
SH Series
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SH605
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SH485
Night Breeze
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NB4, NB5
Rainmaker
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RMG
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RMB
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RMB II
Too good to be...
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Corsair
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Stargazer
Sugi Guitars
北アルプスの山碧に囲まれた自然豊かな土地で杉本 眞 氏がマスタービルダーを務め、彼の持つ経験、技術、創造性、日本人としての誇りの粋を集め丁寧に製作されていく「Sugi Guitars(スギギターズ)」。
特に杉本氏の長きにわたるキャリアで築き上げてきた国外の木材業者との人脈により、Sugi Guitarに使用される木材は最高品質。音響、外観的にも優れた銘木で、経年変化に対しても安定したサウンドを提供してくれる。
Master Builder 「杉本 眞」
両親が富士弦楽器の創業当時からのギター職人であった事、父親がJazz Guitar弾きであった事、そんな環境に誘発され1976年ギターに関する仕事にあこがれて単身渡米。
その後フィラデルフィアにあるELGERCO(Hoshino USA Inc)で本格的にギターの企画、設計、製作に強い関心を持ち、その実現の為に帰国し現在の富士弦楽器製造(株)に入社。以後、2002年まで23年間、一貫してエレキギターの企画、開発、設計、製作にたずさわる。
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現在までのキャリア
Ibanez, Fender, Epiphone, Yamaha, Greco, Roland, Tobias, Spector, G&L, Casio, 等のブランドギター及びベースの試作品、プロ用ギター及びベースの企画、開発、製作。1990年、Fender USA Custom Shopへ出向。現地スタッフとのコラボレーションで数々のモデルの企画、開発、製作を行う。
フジゲン(株)において依頼先からの希望モデルの製作要望を工場に伝える生産の為の仕様書、工程管理、品質基準、又技術アイディアの提示と作成した仕様書は1500件を超える。
フジゲン(株)にてJapan Fenderオーダーメイドのセクションを立ち上げ500余りのギターを企画、製作している。又、自社ブランドHeart Fieldの立ち上げの為の商品企画、開発、設計、製作にも携わる。フジゲンの最後の足跡としてFujigen Custom Shopの設立と運営をする。
2002年6月、自分の夢の実現に向け S.I.TECH. Ltd,を設立し人生をかけたオリジナルブランド『Sugi』を企画、発表にいたる。
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杉本氏がR&Dで携わったArtist
- Steve Vai
- Joe Satriani
- George Benson
- Pat Metheny
- Sting
- Paul Gilbert
- Paul Stanley
- Allan Holdsworth
- Jaco Pastorius
- Lee Ritenour
- Steve Lukather
- Jimmy Page
- Yngwie Malmsteen
- Gary Moore
and more...
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Sugi Guitar製作の第一歩はビルダー自ら、材を選定する事により始まる。
まず、Sugiを弾いて最初に感じることは、今までの国産ギターのサウンドではないと言う事です。
ギター、ベースのサウンドの鍵を握る木部のフィードバック。杉本氏はこれを最重要視し自ら銘木の眠る海外に足を運び、選定し購入する。Sugiが日本の他ブランドとは、一線を画く海外ブランドの持つ乾いた、本場のエレキサウンドを再生するのに成功しているのはこのとてつもない労力の賜物です。アメリカ、カナダ、ヨーロッパ。極上材の情報があれば、いつでも、どこでも出向きその卓越した選定眼でチョイスする。そこまでして手に入れた材は思い入れのある物であり、一本、一本愛情を込めてギター、ベースを製作する原動力にもなっているのです。
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妥協無しの組み込みと、プレイヤーサイドに立ったサウンドの構築。
ストレスの無い究極のフレットの形成、芸術の域に達している内部配線処理。とにかく、細部の作り込みは相当なものです。海外ハイエンドブランドも見落としがちな部分まで配慮がなされております。
Sugiのもう一つのポイントである所のミュージシャンとのリレーションにより、進化していくパーツ群は、コスト重視の量産メーカーではありえない事です。パーツのトップブランド“世界のGOTOH”の協力により、Sugiのアイデンティティの詰まったオリジナルパーツが搭載されております。
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センス抜群の色彩感覚と杢目を巧みに利用したトータルデザイン。
Sugiと言えばやはり杢目を活かした美しいルックス。昨今の杢目ブームの立役者と言っても過言ではありません。ただそれだけではありませんよSugiは。その杢目を最大限に美しく見せる為にはカラーリングも重要になってきます。
ネック、指板、トップ、バック、各部分をトータルでバランス良く発色させる為に一本、一本色の調合を変えたり、材をセレクトしたりしています。統一感のある“和”のテイスト、高級感と品の良さが滲み出ているのは、このような工程を経ているからなのです。
2007年に入り、ますますその仕上げに磨きが掛かってきています。海外から最新の塗料を取り寄せ日夜その“色あい”の研究をしています。新色であるギターの“SBK”、“MDB”。ベースの“DW”、“BRBR”等、見る者にインパクトを与える美しいルックスの商品が目白押しです。
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工場にいるすべての職人がSugiイズムを継承するトップクラフトマン。
全ての工程に於いてその道の職人が作業を行っています。
木材の切り出し、フレット加工、塗装、組み込み、配線。全員が同じ理想を掲げ、目標に向かい製作する。製作当初よりも細やかな部分で改善がなされており製品の精度自体も近年増々上がっております。長野県の松本に工場を構え、Sugiの提唱する“SLOW SOUND”のイメージそのままにゆっくりと丁寧に作業は進行していきます。
Sugiのサウンドの秘密はこの5点PU切替えSWにある!
Sugiのハムバッカーは基本的にタップ可能な4コンダクターになっておりプリセットされたポジション切替えにより、 シングル-ハム-ハーフトーンと多彩なサウンドメイクが可能となっています。
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ポジション 1
フロントハムバッカー通常のネック側ハムバッカーサウンド。
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ポジション 2
フロントシングルこのポジションを松原さんは多用しています。
ストラトのフロントに似ていますが、もう少し色気と音圧を+した感じになっています。 -
ポジション 3
MIXハムバッカーLPでお馴染みのMIXのハムサウンドです。
こもる事なくスコーンと抜けてくるMIXサウンドは気持ちいいの一言! -
ポジション 4
シングルハーフトーン各ピックアップのネック側コイルのシングルハーフトーンサウンドです。
多少音量は落ちますが、きらびやかで抜けのいいハーフトーンは絶品です。 -
ポジション 5
リアハムバッカー問答無用の極太ハムサウンド。初期の頃は随分とMIDがせり出したハムサウンドでしたが、近年はフラットなヴィンテージタイプのものに改良されています。そして2007年、最新のリア用ピックアップが開発され搭載が始まっております。