Roland
JD-XA
「音作り」を追求した本格派アナログ/デジタル・シンセサイザー
新規に開発された2オシレーターのアナログ4パート、3パーシャルのデジタル4パートの8パート構成でにより最大68音ポリで発音可能。
全て重ねた分厚いサウンドはもちろん、パート別(デジタルパートはオシレーター別)にLFO、エンベロープの設定ができるので、複雑に変化するサウンドも作りあげることができます。デジタルパートをアナログフィルターで加工したり、デジタルパートでアナログパートにクロスモジュレーションをかけるといった
「クロスオーバー」の名にふさわしい自由な音作りが可能です。
ANALOG PART - アナログパート -

アナログオシレーターはSaw、Square、Pulse/PWM、Triangle、Sineの6種類の波形を搭載しており、デジタルとは違う温かみのあるファットなサウンドが特徴です。またアナログパートはPoly StackのボタンをONにすると4ポリフォニックとして使用することもできます。
デジタルでは成し得ないアナログならではの抜けの良いシンセリード、重厚なシンセパッド、シンセブラスも1台で作り出せます。フィルターも完全アナログとなっており、そのリニアに変化はまさにアナログそのもの。LPFは3タイプ用意されており、新規開発されたLPF3は今までにないようなレゾナンスの歪みが特徴的です。またアナログパートはフィルター、アンプに至るまでの全てがアナログ回路となっており、デジタル回路を一切通さないで出力できる「ドライアウト端子」をメインアウト端子とは別に装備しています。
DIGITAL PART - デジタルパート -

デジタルオシレーターはSuperNATURALエンジンを採用し、アナログ同様の6種の波形に加え、Rolandではお馴染みのSuperSAWやJD-800を思い出させるSynth PianoなどPCMサウンドを含む450種以上を内蔵しています。
アナログサウンドだけでなくPCMサウンドも網羅し、これらを柔軟にブレンドしたりモジュレーションソースとしたりと様々な音を作り出すことができます。またFA-06/08やINTEGRA-7のSuperNATURALシンセサウンドのデータも読み込むことができます。
EFFECTS
- エフェクト -

各パートにMFX、PART EQをを1系統ずつ、マスターにTFXが2系統、さらにREVERB、DELAYを搭載しています。
MFXはステップフィルターやスライサー、フランジャー、ディレイなど67種類を搭載。29種類のTFXはツマミでかかり具合をリアルタイムにコントロールでき、ライブパフォーマンスにも最適です。
SEQUENCER
- シーケンサー -

最大4小節(スケールによって変動)、内部音源に対し8トラック、さらに外部に8トラックのパターン・シーケンサーを搭載。
本体の音源のみならず、外部音源を組み合わせて打ち込みが行え、リアルタイム入力、ステップ入力にも対応しており、直感的な操作でフレーズを構築することができます。
CONTROLLER
- コントローラー -

ツマミ、スライダーは王道なアナログシンセの配置となっており、シンセを知っている方ならすぐにでも操作できます。
お馴染みのピッチ・ベンド/モジュレーション・レバーに加え、待望のホイールも装備され、好みに合わせて使い分けができます。MIDI IN/OUT、USB、CV/GATE2系統を搭載し、DAWソフトやモジュラーシンセなどのコントールも思いのままです。