VHT “ULTRA LEAD”、“2902”など多くの名器を生み出してきたアンプビルダー、Steven Fryetteが送り出す、フルチューブ・パワーツール『FRYETTE POWER STATION』
デジタルパワーアンプやハイブリッドタイプの1Uまたは小型のパワーアンプが主流となりつつある近年、改めてチューブサウンドを世に知らしめる為に登場したと言っても過言ではないPOWER STATION。パワーアンプとしてだけではなく、様々な機能を持ち合わせたPOWER STATIONですが、今回はその機能の中で「パワーアンプ」に焦点を当て、そのサウンドの魅力に迫ります。
現在、実際にPOWER STATIONを使用しているギタリスト 阿部 学氏による解説と実演を交えてFRYETTE POWER STATIONの魅力を存分に語っていただきました。
いかがでしょうか?
今回の紹介動画で使用したLINE 6 POD HD500X等のフロアタイプのマルチエフェクターだけではなく、Fractal Audio Systems Axe-Fx II等のマルチ・プロセッサー、ラック&フロアタイプ・プリアンプとの組み合わせにおいても抜群のサウンドを得る事が出来るでしょう。
Power Amp Mode
50W / 6L6フルチューブ・パワーアンプモードです。
プリアンプ、アンプシミュレーターのみならず、iPhoneなどのモバイル・アンプシステムを接続することも可能です。
Reactive Load Mode
真空管をドライブさせたチューブアンプのトーンはそのままに、POWER STATIONのリアクティブロード&パワーアンプにより、 音量だけを自在にコントロールすることが可能です。
■ ハイパワーでドライブしたチューブアンプのトーンはそのままに、音量だけを下げる。
■ 小出力アンプの音量をステージレベルまで引き上げる。
Effect Loop
パワーアンプ・セクションの前段にエフェクトループを装備。エフェクトループのないアンプとエフェクターとのマッチングを飛躍的に向上させます。
Silent Recording
PS-1ではアンプを接続する場合、スピーカーキャビネットへの接続が必要でしたが、PS-2ではその必要がなくなりました。さらに、入力レベルを切り替えるINPUT LevelスイッチとXLRのバランス出力端子、そしてローパスフィルタースイッチを追加。
Specifications
- 消費電力: 180W
- パワーアンプ出力: 50W RMS @ 5% THD, 1kHz sine into 8Ω
- 真空管:12AX7 x1 / 6L6 x2
- インプットインピーダンス: 4Ω/8Ω/16Ω (選択可)
- アウトプットインピーダンス: 4Ω/8Ω/16Ω (選択可)
- 電源ヒューズ :100V UNITS: T3.15A:120V UNITS: T3A:220V-240V UNITS: T1.6A
(T=タイムラグもしくはスローブロータイプ)
- 寸法 : 高さ: 82 mm x 幅: 355 mm x 奥行き: 250 mm (突起物含む)
- 重量 : 7.05 kg
プロフィール : 阿部 学
13才でギターを始め、バンド活動。
その後は六本木ピットイン等でのセッション活動や楽器メーカー『KORG』のインストラクターを経て、女性ユニット『Zwei』サポートギタリスト、 ディズニーリゾートでのショー出演、セッション活動、レコーディング活動等、精力的に活動。
最近ではLINE6のデモ演奏・セミナー、渡辺美奈代のアニバーサリーライブでのギター参加、ギターレッスンにも力を入れております。また、自己のバンド(NumberClub)の活動や、ソロミニアルバム『Memories』もリリースしている。
主な参加作品
- Zwei 『Z(ゼータ)』
- Zwei 『Monster』
- 皆川純子 『アイコトバ』
- TAITO 『Battle Gear 4+Battle Gear 4 Tuned』
- TAITO 『アルカノイド DS』
- Polyphony Digital 『グランツーリスモ TV』
- 渡辺美奈代 『27th Anniversary Live DVD』 等
阿部 学 オフィシャルサイト
http://abemanabu-gschool.com/